高級ホテルの中には、「ドレスコード」といって服装についての決まりを設けているところがあります。
高級ホテルの中で最も有名なのが、リッツカールトンでの「カジュアルエレガンス」。

レストラン「タワーズ」や、「アジュールフォーティーファイブ」では、ドレスコードをきっちりと定めており、一般庶民としてはどうしても悩んでしまう点です。
今回は、そんな「高級ホテルで用いられるドレスコード」シリーズの第一弾として、「カジュアルエレガンス」について紹介していきます。




そもそも、「ドレスコード」って何?

疑問


そもそも、「ドレスコード」とはどういったものなのでしょうか。
「ドレスコード」とは「服装の指定」のことです。

例えば葬式では喪服の着用がほぼ必須となっていますが、あれもドレスコードですし、
また結婚式では「花嫁以外は白を着てはならない」「毛皮はダメ」といった様々な面倒な規定がありますが、
これもドレスコードになります。

つまり、「ドレスコード」とはそういった「服装の定め」のことを指すのです。
そして、ドレスコードはどうしても一般庶民の場合は固く考えがちですが、とりあえずはこの程度の覚えとして十分だと思います。


「カジュアルエレガンス」とは?
エレガント


では、その「カジュアルエレガンス」について説明していきましょう。
「カジュアルエレガンス」は、非正装・礼装のドレスコードの中では「スマートエレガンス」の次にカジュアルなものだとされていますが、「ビジネスアタイア」みたいに明確な規定はありません。

ですので、人によって着るべき洋服は違ってしまいますが、
目安は男性が「ダークスーツ」とされており、
女性はドレスorドレッシーなワンピースとなります。

また、靴は男性の場合は言わずもがなの「スーツに合った靴」ですが、女性の場合はパンプスのみ(太文字)着用が認められます。

これは「カジュアルエレガンス」の1つ下「スマートカジュアル」でも同じことが言えますが、カジュアルエレガンスの場合は尊守してください。

さらに、カジュアルエレガンスの場合は「カジュアルなもの」としてファッションで認識される
・デニム(を使っている小物含め)
・Tシャツ
・セーター
・コート

も厳禁です。
デニムについては元々アメリカの労働階級が履くものでしたので、今でも「カジュアル」というイメージがあり、NGとされてしまいます。
また、「コート」については寒い季節でエレガントなものならば許されますし、そういった点は状況に応じてとなります。

そしてこの場合は、男性がダークスーツを着てきているため、女性側の服装も自然と「ワンピース」といってもかっちりとしたものになります。
高級ホテルのレストランだけではなく、「カジュアルエレガンス」となると2人のバランスにも気を遣うところが結構増えますので、男女2人で行く場合は打合せしたほうが良いでしょう。


まとめ
高級ホテルなどで用いられるドレスコード「カジュアルエレガンス」は、男女ともにかっちりとした服装をする必要がありますが、結婚式ほどかっちりとした服装をしなくても大丈夫ですし、変な細かいルールもありません。

ですのでルールは結婚式ほど気にせずに、ドレス選びの際は、服を選ぶ感じで楽しんでドレスを選んでみましょう。
そうすると、自然と高級ホテルのレストランでの食事も緊張せずに満喫することができると思います。
それでは、気構えしすぎずに、楽しいひと時を!


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