高級ホテルとは少し違いますが、2016年7月20日。初の東京にての星野リゾートとなる「星のや 東京」がオープンしました。
さてこの「星のや 東京」はどのような旅館なのでしょうか。確定情報から探っていこうと思います。
星のや 東京は「和旅館」
これまでに、星野リゾートグループは様々なコンセプトのホテルをリリースしていきました。
例えば、有名な星野リゾート トマムは雲海が見れるわ、ゴルフができるわ、ビーチがあるわ、で様々なことができるリゾートホテルがコンセプトになっていますし、また山梨県にある星野リゾート 富士はグランピング(セレブなキャンプ)がコンセプトになっています。
そんな中で、星のや 東京は外国人宿泊客に向けたのか和旅館となっています。
旅館がコンセプトになっているので、客室は全室畳。また、2タイプの客室から選べるようになっていますが、そのうち1タイプは「規定人数3人」となっています。
ちなみに、日テレ「NEWS ZERO」では星のや 東京は全階が小さな旅館をイメージして作られており、それが17階建てになっていると伝えられました。
売りは「お茶の間ラウンジ」と「温泉」
星のや東京の売りは「お茶の間ラウンジ」と「温泉」になります。
お茶の間ラウンジは各階に設けられていますが、イメージとしては高級ホテルの「クラブフロア」と同じようなものとなります。
各お茶の間ラウンジに小さなライブラリやデスク、ソファが設けられており、またコーヒーやお茶、それからお酒にお菓子もたしなむことができます。
公式ホームページでは、お茶の間ラウンジについて
客室の居間として、畳続きの客室から自由に行き来しておくつろぎいただけます。コンパクトな客室は、寝室として肌に心地よい特別な綿の寝具と、ゆったりと浸かれるバスタブを配し、誰にも邪魔されないひとときを。居間となるお茶の間ラウンジでは読書やデスクワークに勤しんだり、お茶やお酒も楽しめ、滞在の中心となります。
このような記載がありますので、お部屋よりお茶の間ラウンジがメインの滞在場所になりそうです。
また、温泉についても忘れてはいけません。
星のや 東京では、都会のど真ん中で温泉に浸かることができます。
公式ホームページでは「大手町温泉」と名付けられ、次のような記載がされています。
強塩温泉のため、体の保温効果が高く、きりきず、抹消循環障害、冷え症などに効果があると言われています。しっとりと肌になじみ、疲れた体を芯から癒す、新たな活力を生み出す温泉です。
都会らしく、疲れを癒すことが前面に出されています。
ロケーションとお値段
星のや 東京は、これまた外国人観光客を意識してか東京駅の目の前に建設されています。
丸の内中央口より徒歩10分のロケーションにあり、また大手町駅からも向かうことができます。
また、星のや 東京の値段設定は1泊4万円以上と大変高額になっており、外国人観光客向けの要素が強めとなっています。